新しい日常のなかで、仕事先のフィットネス施設などでも変化があります。
実は、ミニマリストのわたし個人的には、時間や空間に余白がゆとりができてちょっといいなと感じています。
ポジティブ思考と適応力の大切さを実感できる機会です。
時間のゆとり
①
まず、スタジオレッスンのスケジュールにおいて、前のレッスンと次のレッスンの間の入れ替えの時間が20~30分ほどあくことによる時間のゆとりがあること。
これまでは15分や10分のところも多く、慌ただしさを感じていたのが正直なところ。
また、通っていたダンススクールやレンタルスタジオはまったく間さえないことも多々。
これが普通になっていました。
しかし、感染症対策につき30分に時間の余白が増えると、レッスンが終わってからも焦らず丁寧に片付けもできる余裕がある。
かつかつだったり常に急ぐのが苦手な私にとっては、小さな幸せさえ感じらるほど。
②
また、1レッスンの時間が短縮されたり強度も低めに設定されていますが、私が思う適度な健康づくりの観点だとむしろちょうど良いのではとも感じています。
それ以上になるとやはり、楽しさが占める割合が多くなりエンターテインメント性の要素が濃くなりがちです。
モチベーションや継続のためにはもちろん楽しさも大切ですが、いろいろと制限が設けられる中だからこそ本来の目的に特化しやすいという点は、よい意味でシンプル化ミニマル化されるようで、望ましい面もあると考えます。
空間のゆとり
これまでは、いつでも行ったらそのまま受けられたレッスンも、今はほぼ完全予約制となっています。(定員に達していなければ当日参加可能なところもあり。)
定員の人数も削減されほとんど半分以下に、立ち位置も決められています。
予約の手間や、定員オーバーで希望が叶わないこともある点については大変申し訳ない気持ちになります。
しかし、実際に運動を行うという面では、充分なスペースが確保されてとても快適なのではないかと。
・まわりに気を使いすぎずに動きやすい。
・インストラクターからもよりみやすい。
これまでの人数の多さの方が異常だったのではないかと思えるほどに、空間が保たれていることが、なんだか落ち着くのです。
私がミニマリスト思考だからかもしれませんが。
ただ今後、レッスンの需要と供給のバランスをとるためには、いろいろと調整が必要になってくるのではないかと思います。
・更衣スペース含め施設全体にもゆとりがある。
・スタジオの扉もオープンで開放的。
かたや
・ランニングマシンには1台ごとにシートが設けられ、贅沢なプライベート空間になったようで集中しやすくなる。
変化後の良いところはそのままに、今後もどれほどのニーズがあるのか、そこにいかに応えていくかが課題となるのでしょうか。
コミュニケーションも距離感もミニマル
フィットネス施設のいちばんの意義はフィットネス=健康や体力の維持・向上を目的として運動を行うことです。
その中で、人と人とのふれあいや繋がりができることもとても良い付加価値です。
しかし、
例えばストレッチエリアでずっとおしゃべりをしていて本当にストレッチをしたい方が使えなかったり、ロビーが溜まり場のようになっていたり、必要以上に引き留められてしまったり、(もちろん全てではなくほんの一部ですが)望ましくない光景も見受けられます。
そういった行き過ぎたコミュニケーションや距離感を一新できる機会とも捉えられるように思います。
内向型人間としては、単純にフィットネス施設ではただ第一にフィットネス活動に専念したいのも本音。
ロビーのテーブルや椅子がなくなってスペースができていることにも、スッキリ感を覚えます。
ほんとうの目的に特化しつつ、スマートでミニマル(最適)なコミュニケーションや距離感を保てるのが理想的です。
マスクも悪くない
(個人的なことになりますが)顔も汗っかきな私。
布マスクだと、暑い時期の移動やレッスン中、いちいち拭かなくても勝手に汗をすってくれるので実は楽だと気がつく。
そして、
動いて喋ってでも副鼻腔炎による鼻の負担が少ないような気がする。
外の刺激をカットしてくれている効果がここにもあるのでしょうか。
力を入れるのは目だけでいいですし(笑)
なんだかマスク生活も悪くない。
変化に適応するために
ゆとりや距離感、煩わしいと思っていたマスクだって、やり方考え方によってプラスにはたらきます。
変わってしまったことを悲観するよりうまく適応する。
どうしたって変わらないことは嘆いても変わらないので、前向きな方法を考える。
マイナスのエネルギーはただ無駄になってしまうだけで、何も価値を生み出しません。
すべて今までどおりではなく、何かを変えるなら新たに得るなら、捨てなければならないこともあります。
これまで通りでないと耐えられないのなら、それはやめればいいと思います。
無理してしがみつく必要はない。
他に探せばいいのです。自分が適応できること。
(それが難しいことでもあるのですが…)
変わってもやりたいと思うケースだけが厳選され淘汰され、新たなかたちができあがっていくのでしょう。
私もこれからもいつも最適(ミニマル)であれるように、さまざま動向を注視していきたい。
最後までご覧いただきありがとうございます。
AYA