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「内向型人間」におすすめの本【まとめ】

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内向型人間とは、外向型人間とは対照的に、一人で過ごすことを好み、人混みや騒音を苦手とする性格の傾向があります。
外向型人間に比べて、あまり目立たない存在かもしれませんが、実は、世界には多くの内向型人間がいます。

内向型人間は、外向型人間とは違った長所を持っています。
例えば、内向型人間は、一人でじっくりと物事に集中することができるため、深い思考力や創造力を持っていることがあります。
また、長時間の作業や勉強に集中することができる方も多いです。

内向型人間は、外向型人間のように、人付き合いが得意でないこともありますが、それは決して悪いことではありません。
内向型人間は、自分の性格を理解し、自分の長所を活かして、充実した人生を送ることができます。

この記事では、内向型人間のわたしが救われた、おすすめの本をご紹介します。
これらの本を読むことで、内向型人間について、より深く理解することができます。
そして、内向型人間が生きていくためのヒントを得ることができます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

内向型人間だからうまくいく(カミノユウキ 著)

出版社 ‏ : ‎ 祥伝社
発売日 ‏ : ‎ 2020/2/1

行動力がないことも強み!?
大人数の場が苦手だったり、同時に複数の仕事がこなせなかったり、アドリブや雑談ができなかったり……。もしかするとそれらは内向型人間だからかもしれません。
内向型人間は、話すのが苦手でも聞き上手ですし、行動力がないように見えるのは、慎重にリスクを踏まえて行動できる証拠です。時間をかけてじっくりと仕事に取り組むことで、高い成果を出せるのです。
本書では、内向型人間の長所を活かした働き方と生き方を提案します。大切なのは、自分の特性を知ること。そうすれば、その性格は弱みではなく、強みに変わります!

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心救われる内向型人間おすすめの本
ほぼすべてというほどに、あてはまり頷き
こんなに同じ感覚なんて、驚き感動を覚えるほど
共感の嵐
ハッキリと、自分は内向型人間だと確信を持て
これでいいのだという安心感をいただけます。
励まされます。
内向型の方、悩んでいる方にはぜひ読んで欲しい一冊です。

内向型を強みにする(マーティ・O・レイニー 著)

出版社 ‏ : ‎ パンローリング株式会社
発売日 ‏ : ‎ 2013/6/16

つきあい下手、考えすぎ、疲れやすい――

内向的なあなたが長所をいかして堂々と楽しく生きるコツ

世の中の75%は楽天的で活発な「外向型人間」だという。

残りの25%の「内向型人間」といえば、大勢の人が苦手、外に出ると疲れやすく、考え過ぎるタイプで、とかく肩身が狭くて、「なんとか自分を変えようと思いがちだ。

「外向型」と「内向型」がじつは生来の脳の回路の違いによる気質タイプの違いであることをご存じだろうか。

エネルギーの取り組み方、刺激に対する反応、情報や経験に対するアプローチが最も大きなちがいだといわれる。

「外向型」は人と話したり外の活動からエネルギーを得、少しでも多く刺激を得たいと飛び回り、広く浅く経験を積み重ねていく。

一方「内向型」はエネルギーをアイデアや感情などなかの世界から得て、静かに自分と向き合うことで充電し、深く経験することを好む。

このちがいと自分の特性がわかれば、今までのように自分を責めたり、別の人間になろうと思うことなく、ありのままで生きられるだろう。

パートナーや子供、同僚とどうつきあえばうまくいくかという具体的なアドバイスも豊富なので、「内向型」の人がラクに楽しく生きることに大いに役立つはずだ。

あなたは内向型?

●自分ひとりか、二、三人の親しい友達とくつろぐほうが好ましい。
●深くつきあっている人だけを友達だと思っている。
●たとえ楽しいことでも、外で何かしたあとは、休息をとる必要がある。
●無口で冷静に見え、観察するのが好きである。
●話したり行動したりする前に、考えることが多い。…
(自己診断のための「小テスト」より)

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科学的根拠を示しつつ、より論理的に説明されています。

>>>関連記事:内向型・外向型のちがいは脳

内向型人間か外向型人間かは先天的なもの、すなわち生まれつきそなわった性質
だから、あえて外向型になろうとする必要はなく
自分に適した環境を知り、そこに身を置き特性=強みを活かしていくことが大切なんですね。

働き方1.9 君も好きなことだけして生きていける(ヒロシ 著)

働き方1.9 君も好きなことだけして生きていける
created by Rinker

出版社 ‏ : ‎ 講談社
発売日 ‏ : ‎ 2018/12/6

「ブレイク全盛期、月4000万円を稼ぎ出していた頃よりも、
僕は今のほうが、気持ちよく仕事をすることができている」(ヒロシ)

「ヒロシです」で一世を風靡した、あの芸人・ヒロシが、YouTuberになっていた。
しかも、YouTubeでは、お笑いネタは一切流さず、ひとりでキャンプする様子を黙々とアップするだけ。
そんな地味な動画なのに登録者数は増え続けて20万人を突破。
尖った才能がなくても、人脈がなくても、ただ好きなことだけして生きていく。
媚びない、群れない、後悔しない。
大手プロダクションを辞め、大金も手放し、自殺寸前まで追い込まれたヒロシがたどりついた、全くゼロからスタートして辿りついた、新しい生き方!

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働き方もですが、人間的性質というのでしょうか
とても共感することが多かったんです。

>>>要約記事はこちら

✔ 内向型人間である
✔ ミニマリスト気質である
✔ お酒や飲み会が得意ではない
✔ ワイワイ騒ぐのも苦手
✔ 人付き合いやコミュニケーションが苦手
✔ ひとりが好き
✔ 無理はしたくない
✔ 好きなことや趣味に没頭したい
✔ 感覚人間である
✔ ふつうの暮らしで満足
などの方には、きっと響きます。

内向型の生き方戦略―「社会から出て、境地を開拓する」という生き方提案(中村あやえもん 著)

出版社 ‏ : ‎ あやえも研究所; 第1版
発売日 ‏ : ‎ 2017/11/6

この本は、次のような人のために書きました。

・ 内向的な性格が原因で、周囲や社会にうまくついていけない人
・ 内向的な性格を、強みにしたい人
・ ネガティブで完璧主義な性格を、「なんとかしたい」と悩んでいる人

本書では、このような内向的な性格が原因で、生きづらさを感じている人向けに、その性格を活かした「心地よい生き方」ができる考え方を紹介しています。
なお、本書では「内向的な人が、どう外向的になれるのか」という内容は紹介していません。
「内向性を活かす場を見つける」という側面に絞って、考え方を説明しています。

———-

■ 外向的な性格と、内向的な性格

私たちは、様々な個性を持っているものです。その中でも特徴的なものとして、「外向的な性格」と「内向的な性格」があります。
これは私の実感ですが、社会では「外向的な性格の人ほどよい」、「内向的な性格はあまりよくない」という雰囲気があるように思います。
そういう周囲の状況もあって、内向的な人ほど「私も明るい性格になりたい」、「うまく人付き合いできるようになりたい」、「多くの友達が欲しい」などと思い、無理に自分を変えようとしているようにも思います。
ですが、そうやって変えようとしても、なかなか自分の性格は変えられないものです。
結果として自分を変えることができずに、「内向的な自分はダメな奴だ」と落ち込んでいるように感じます。

ですが、ここで少し考えてみましょう。
なぜ人は、外向型と内向型という性格の違いを持っているのでしょうか。
もし一方的に外向的な性格の方が優れているのであれば、五〇〇万年という人類の進化の過程で、内向的な性格は淘汰されているのが自然です。
それなのに人間社会では、外向型と内向型の比率がだいたい八:二で構成されています。
ならば、「人間という種を維持する上でも、何らかのメリットがあるから内向的な性格がある」、と考えるのが自然ではないでしょうか。

では、その「内向型の人がいるメリット」とは、いったい何なのでしょうか?


■ なぜ外向型、内向型という違いが生まれるのか

私はこれを、種の発展と繁栄のために、生命がこのような違いを持つようになったのではないかと推測しています。
人間だけではなく、どのような生命にも、このような「外向型と内向型」の違いがある、という発想です。

これは、アリを考えてみると分かりやすいでしょう。
アリは、「近場でエサを探して集団で行動するアリ」と、「遠くまで単独行動をするアリ」がいます。

なぜそのように異なる性質を持っているのかというと、私はこれを、いざという時のリスク対策ではないかと推測しています。
というのも、近場でばかりエサを探していると、何らかの環境変動や自然災害で近場からエサが取れなくなってしまった場合、簡単に絶滅してしまいます。
一方で、遠くにばかりエサを求めていても、問題です。
散り散りになることで個体数が確保できない上に、エサを運びにくくなり、これも絶滅しやすくなってしまいます。
そのため、ある一定数を「近場で種を守り、社会を維持するための個体」に割いて、ある一定数を「単独、もしくは少数で遠くにまで出て、新たに住める環境を見つける個体」に割くわけです。

そのような仕組みを持つことで、種を絶滅から防ぎ、効率的に発展、繁栄してゆくことができると分かります。
すなわち、種を保つために、そのような仕組みが遺伝子として組み込まれているわけですね。

これと同じようなメカニズムが、人間にも組み込まれているのではないか、というのが私の推論です。
すなわち、外向的な人は、近場で社会集団を作り、種の個体数を保つ役割を担っています。この外向的な人のことを、以降では「社会維持型」と呼ぶことにしましょう。
一方で内向的な人は、単独もしくは少数のチームを組織して、遠くまで赴き、新境地を開拓する役割を担っています。この内向的な人のことを、以降では「境地開拓型」と呼ぶことにしましょう。
この「種を保つための役割の違い」が、外向性、内向性という違いを生んでいるのではないか、ということですね。

また、外向的な社会維持型人間と、内向的な境地開拓型人間の比率は、先述したようにおよそ八:二になります。
この八:二という比率によって、少数派である内向的な人が、「みんなはたいてい外向的ですごい」、「自分だけが内向的で変な人だ」と感じるのではないでしょうか。
結果として、社会では少数派である内向型の人が、「私はみんなのようになれない」と苦しむようになるのです。

■ 内向的な人向けの、「心地よく生きる」ための考え方

そのように、本書では外向的な人を「社会維持型」、内向的な人を「境地開拓型」と定義し直すことで、両者の違いを分かりやすく説明します。
また、社会の対極に「境地」があるとして、そのような「境地へ向かう」という発想と、境地へのたどり着き方、そこでの生き方などを紹介します。
それによって、社会では少数派である内向型の人でも、社会と適度な距離感を保ちつつ、心地よく生きる方法を提案しています。

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ソロ活女子のススメ(朝井麻由美 著)

出版社 ‏ : ‎ 大和書房
発売日 ‏ : ‎ 2019/3/18

ひとり好きのためのバイブル誕生!
ひとり遊びの達人が「ソロ活の楽しみ方」を伝授します。

※「ソロ活」とは…1人で充実した時間を楽しむこと。
周囲を気にすることなく行動する自立したライフスタイルです。

カラオケでマイナー曲を熱唱しても、
動物園で一日中パンダを見続けても、ソロ活ならオールOK!
自分の「好きなこと」を「好きな時に」「好きなだけ」
できるのが、ソロ活の魅力です。

ラーメン、焼肉、ディズニー、ナイトプール、ラブホ……
初心者から上級者まで楽しめるソロ活30選付き!

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魅惑のおひとりさまワールド
ひとりカラオケが最強
学校は人生で一番ソロ活から遠い場所
行きつけの距離感etc..
お店で名前覚えてもらったり話しかけてもらったり、一般的にすばらしいサービスと思われることも、実は苦手だったり
”私は、私の存在を認知されたくないのだ。放っておいてくれ。”
”私はコミュニケーションの燃費が悪い人間なのだ。多くの人が誰かと会話をするときにエネルギーを1使うとしたら、私はおそらく10くらい使っている。おかげですぐにガス欠になる”
生きるのに疲れてしまわないように、コミュニケーションもできるだけ省エネモードにしたい。

共感しながら読みつつ、引きこもり気質だとこんなにアクティブに活動できないなとも。。
おすすめや具体例の多さ、説得力
ひとり好き、陰キャ引きこもりソロ派にも、ソロ活派じゃない人にも、エンタメとしてもおもしろい。

自分は自分
自分の居場所は、自分
それぞれに心地よい生き方を
ソロ活は自分を知るきっかけになり、自分磨きにだってなり
私にとって、ひとりは最高&最強です。

「一人で生きる」が当たり前になる社会(荒川和久 著, 中野信子 著)

出版社 ‏ : ‎ ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日 ‏ : ‎ 2020/12/18

2040年には、独身者が人口の5割になり、
既婚者(64歳まで)は3割になるーー。


この衝撃的な数字を見て、みなさんはどのように感じたでしょうか。
「既婚者である自分たちは、少数派になってしまうのか……」
「このままだと、少子高齢化がますます進むだろうし、日本の将来はどうなるのか……」
と思ったかもしれません。

あるいは逆に、
「これから『一人で生きていく』ことに不安しか感じていなかったが、20年後には自分たちが多数派になるらしい。
ということは、社会のあり方も大きく変わらざるを得ないはずだから、今よりも暮らしやすくなっているかもしれない」
と前向きに感じた方もいらっしゃるでしょう。

では、実際のところはどうなのか?
というわけで、これからの日本は「一人で生きる」のが当たり前になる、という予測をテーマに据えて、
独身研究の第一人者・荒川和久さんと気鋭の脳科学者・中野信子さんに対談をしていただきました。

この本は、大きく2部構成としました。
・前半(第1〜4章)は、独身者(ソロ)と既婚者のそれぞれの生き方や幸せ、
「孤独」という「個人」にまつわることについて。
・後半(第5〜7章)は、視点を少しずつ個人から社会全体のほうに転じ、
ソロと集団、多様性と個性といった社会的なテーマに移行するという流れになっています。

そして終章として、今の時代では無視できなくなった「withコロナ時代の生き方」という時事的なトピックで締めくくります。

「ソロ男の外食費は、一家族分の外食費の2倍近い」「恋愛が得意な人は全体の3割だけ」
「実は、アメリカも同調圧力が強い」などのデータやファクトを縦横無尽に繰り出す荒川さんに対し、
「認知的不協和」「ステレオタイプ脅威」「シャーデンフロイデ」といった学術的な用語を引き合いに出しながら、
それらの現象を鮮やかに読み解いていく中野さん。

お二人それぞれの知見が詰まった鋭い現状分析、緻密な未来予測をお読みいただきながら、
20年後のみなさん自身の生き方について考える一助としていただければ幸いです。

ソロ社会、個人化する社会は、決して絶望の未来ではありません。
私たちは一人ひとりが新たなコミュニティを構築していく必要があります。

それは、今までのような、家族・地域・職場という縁で結びついた大勢の人間が
「所属するコミュニティ」の中で協力しあっていくだけではなく、
互いに「接続しあう」ことで、結果としてコミュニティの役割を果たす「接続するコミュニティ」を意識することではないかと思います。
(「あとがき」より)

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男女の違いや恋愛の強弱、賛否あるとは思いますが、私にとってはスラスラ入ってきました。
“絆って、結局は鎖”
わかる
ソロ化と集団化の境界線、本当の個性や多様性、感情主義の中でのコストを払ってでも得たい快感なんかにも、なるほどと。

自分にとっては生きやすい時代の流れ
そう生きられるように、学びましょう。

人間ぎらいのマーケティング 人と会わずに稼ぐ方法(林直人 著)

出版社 ‏ : ‎ 実業之日本社
発売日 ‏ : ‎ 2022/1/20

<人間ぎらいのあなたのための生存戦略>

*人と会うとどっと疲れる。
*家から出たくない。
*人と会わずにモノを売りたい。
*人とのコミュニケーションを最小化したい。
ネット家庭教師として、極力人と会わずに毎年100人以上の生徒を集め、早慶上智に多数の合格者を輩出している“人間ぎらいのうつ起業家”渾身の一冊!

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引きこもりたいから、そうできる方法を考えている自分のような人にももちろん、実例から具体的にWebマーケティングの本質も教えてくれる本です。

生きベタさん(釈徹宗 著, 細川貂々 著)

出版社 ‏ : ‎ 講談社
発売日 ‏ : ‎ 2022/4/1

「生きるのヘタ会?」を主宰する漫画家の細川貂々さんと、
如来寺住職で相愛大学学長の釈徹宗先生。
実は「生きベタ」な二人が、
これまでの人生で編み出してきた、
心の荷物を降ろす方法を、そっと公開!

こんな生きづらさ、抱えていませんか?
◎他人の気持ちが分からない
◎人づきあいが苦手
◎完璧にしないと気が済まない
◎過去の失敗がフラッシュバック

<本書の内容の一部>
●貂々さんが「ネガティブ思考クイーン」になった理由
●釈先生が40歳で始めた「巻き込まれキャンペーン」とは
●日本人の3割は「非定型発達」
●「生きるのヘタ会?」ってどんなの?
●自己肯定感が高い人もウツになる
●生きづらさを軽くする方法 その1~自分の弱点を開示する
●「人生は思いどおりにならない」というのがデフォルト

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感情移入してしまう興味深い内容、対談で読みやすくも読み応えがあります。
生きづらさを感じることって、実は少なくないんです。
環境に合わせようと気づかなかったりフリをしてきたり、、
自分の正体が弱みが分かれば、対処法を考えられ、ずいぶんとストレスが軽減されます。

人間関係を半分降りる 気楽なつながりの作り方(鶴見済 著)

出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 
発売日 ‏ : ‎ 2022/7/1

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人間は醜い。
だから少し離れてつながろう!

・・・・・・・・・・・・・・

『完全自殺マニュアル』から30年――
生きづらさの問題についてたどり着いた、最終的な解決法=優しい人間関係の作り方。

大ベストセラ―『完全自殺マニュアル』の著者が、人間の生きづらさの根本、人間関係に苦しめられない方法、楽になる方法を伝授する。自らも、家族、友人、職場の人間関係で悩んだ悲痛な体験から、読者のために親身になって伝える。

「「みんな同じ」なんて気持ち悪い。どう思われるかばかり気にして生きなくていい。人間は素晴らしくない。こんなことを書いているだけで、本当に胸のすく思いだった。一度でもこれを本に書く機会に恵まれて幸運だ。」(あとがきより)

【著者からのメッセージ】
今話題になっているいじめやDV、ハラスメントなど様々な人間関係の問題は、互いの距離が近すぎることが大きな原因です。この本では、人間には人を攻撃したくなる悪い側面があることを正面から見つめ、今様々に表れてきた友人、家族、恋人などと、少し離れるつながり方を紹介しています。作者自身が学校では、教室内の悪意ある視線から対人恐怖症になり、家庭では兄弟から暴力をふるわれていた体験なども赤裸々に書いています。家庭、会社ではない第三の居場所や、通わない働き方、少し距離を置く夫婦生活などについて、自らつながり作りの居場所を運営し、様々なゆるいつながりを実践しながら、体験をもとに書きました。また生きづらさの問題を取り上げるのも20年ぶりで、『完全自殺マニュアル』に関する話などもあります。

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救われるものでありつつ、悩みも絶えない人間関係
だからこそ気楽なつながりが、まさに半分降りたぐらいの状態が理想的なのではと思います。
もっといいかげんで、てきとうでいい。
私も人の詰まった箱は苦手で。
そんな生きづらさを感じている方に、やさしい本です。

なぜ人に会うのはつらいのか-メンタルをすり減らさない38のヒント(斎藤環 著, 佐藤優 著)

出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社
発売日 ‏ : ‎ 2022/1/7

「会ったほうが、話が早い」のはなぜか。それは、会うことが「暴力」だからだ。
人に会うとしんどいのは、予想外の展開があって自分の思い通りにならないからだ。それでも、人は人に会わなければ始まらない。自分ひとりで自分の内面をほじくり返しても「欲望」が維持できず、生きる力がわかないからだ。コロナ禍が明らかにした驚きの人間関係から、しんどい毎日を楽にする38のヒントをメンタルの達人二人が導き出す。